2008年05月01日

藤色に染まる亀戸天神社。(夜)=東京江東区

400e62a3.JPG【PJ 2008年04月29日】− 4月26日(土)午後10時。亀戸天神社の境内は小雨が降っていた。藤まつり期間中、夜間は午前0時までライトアップされると聞いて来てみたが、さすがに、この時間になると参拝者はまばらだった。境内にある日本料理店ではどこかの団体が宴会をしていた。静まりかえった境内とにぎやかな日本料理店が対照的だった。心字池の池面は黒くて昼間泳ぎ回っていた鯉や亀の姿は見えない。その代わり、日本料理店の明かりが落ちて揺れていた。

 夜の藤も奇麗だ。雨はうっとうしいが、小雨なら逆に風情があっていいくらいだ。夜の藤は、昼間とは異質な表情を見せる。それは、桜の花見で昼と夜とでは雰囲気が違うのと同じだ。人間は昼間活動して夜はくつろいで休息に入る。植物も同じように、夜はくつろぎと休息の表情を見せるのではないか。ライトアップされて闇の中に浮かび上がるぼんやりとした白っぽい花には、妖艶(ようえん)とも言うべきただならぬ美しさがあった。【了】

【写真】東京都江東区の亀戸天神社では、「藤まつり」の期間中、夜間は午前0時までライトアップされる。こちらは長藤の棚で満開は来週あたりか。闇の中に浮かび上がるぼんやりとした白っぽい藤の花には、妖艶とも言うべきただならぬ美しさがあった。(撮影:葦乃原 光晴、4月26日)

ashinohara05 at 07:00 │Comments(0)TrackBack(0)clip!PJニュース 

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