2009年11月06日

PJが消費者庁の会見に出席認められる

イメージ 1【PJニュース 2009年11月6日】PJは、10月6日(火)に掲載された「PJは消費者庁の取材ができるのか?」 の記事で、PJニュースが消費者庁の記者クラブに加盟できるか、または、PJが消費者庁の記者会見に出席できるかを調べているとお伝えした。

11月5日(木)午後2時過ぎから消費者庁舎内で開かれた大島敦副大臣の会見にPJが出席できたので、その様子をお伝えする。会見は午後2時を5分ほど過ぎてから始まった。

大島副大臣は、冒頭、食品安全委員会事務局勧告広報課の担当者が保有する食品安全モニターの、一部のメールアドレスの流出事故があったことを説明した。

メールをBCCで送ったつもりがCCで送ってしまい、誰に送ったか見えてしまったということだ。ただし、流出したメールアドレスが悪用されたという報告は入っていない。

これは平成21年8月13日(木)に発生したが、担当課長への報告が11月4日(水)になり、急遽、この日の記者会見での発表となった。複数の記者から、なぜ課長への報告が大幅に遅れたのか質問が出たが、事故の発表を優先したため詳細については調査中との回答だった。

個人情報の流出も問題だが、報告が上がってこない、あるいは、報告が大幅に遅れる体制は組織として問題で、今後対策を講じてもらいたい。

次に、消費者庁内の情報共有化について話があり、庁内でのコミュニケーションをよくすることと、リスクマネジメントを十分機能させる必要があるとの説明だった。

また、消費者情報ダイヤルについては、当初の制度設計で被害情報や内部情報(いわゆる、タレ込み)が多く寄せられることを期待していたが、実際には個別事案の相談や苦情が多く寄せられており、今後、一定のルールを設けたいとのことだった。主な内容は以上で、今回の会見は午後3時過ぎに終了した。

今回、PJが記者会見に出席できたのは、記者クラブが個別の判断をしてくれたようだ。誰でも無条件に出席できる訳ではない。

記者会見の取材ができれば問題ないので、PJニュースが記者クラブに加盟する件については、加盟しなくても問題なしとの判断になった。記者クラブの運営に携わっている幹事社の方には今後もお世話になる。ご配慮にお礼申し上げたい。【了】

【写真】11月5日(木)に消費者庁舎内で開かれた会見で説明する大島敦副大臣。(撮影:葦乃原光晴、11月5日)

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2009年11月05日

「若さの秘訣は菊作り」=江東区の菊名人に聞く

IMG_6048【PJニュース 2009年10月28日】10月25日(日)から東京都江東区の亀戸天神社で菊祭りが開かれているが、丹精込めて育てた菊を出展している松坂雅生(まつざかまさお)さんが、26日(月)、菊祭りの会場で菊への思いを話してくれた。

松坂さんが菊と出会ったのは約50年前だ。知人に、戸越の菊名人と懇意にしている人がいて、「苗をもらいに行こう」と誘われた。

「戸越の名人は雑貨屋のおじいさんでした。もらった苗で作ってみたら、ちょっと見栄えのいい花ができて近所の人にも好評でしだ。その苗で2-3年育てました。菊に興味を持って、日比谷公園の菊花展も見に行きましたよ」

しかし、それから長いブランクがあった。松坂さんはその頃大森に住んでいたが、江東区に引っ越すことになった。新たな住まいには菊を育てる場所がなく、やめてしまったのだ。

だが、菊作りに対する思いが消えることはなく、自宅を建て直すときに3階建てにして、屋上で菊を作れるスペースを確保した。そして、亀戸天神社の菊祭りを奥さんと一緒に見に行ったとき、やはり、もう一度「やりたい」と感じた。

「いいな」と、松坂さんが言うと、「好きならやりなさいよ」と、奥さんが松坂さんの背中を押してくれた。それで、菊を展示していた「江東菊花会」に入会した。10年ほど前のことだ。「江東菊花会」は、現在40人-50人程度の会員数で、50年余りの歴史がある。

菊作りは自己流で続けていても上達しないという。生育が天候に左右される。肥料や水のやり方が難しい。病害虫対策もある。さらに競技用の菊は、花の形、大きさ、位置、背の高さ、幹の太さや葉の状態などなど、審査の基準が細かくて厳しい。

松坂さんは「江東菊花会」に入会してから幾つもの賞を受けている。亀戸天神社の菊祭りで農林水産大臣賞を平成14年と17年の2回、こうとう文化芸術祭菊花展で平成16年に五十周年記念大賞を、平成18年と19年に江東区長賞を受けた。

「昔は60鉢作りました。60鉢で出発して花芽が出るころに40鉢に減らします。その中で出展するのは10鉢です。しかし近年は、最初が30鉢になっています」

今年の菊花展が終わったら、「じゃあ、来年はどうしようか」と、1年中菊のことを考えているそうだが、年をとると菊作りが大変になってくるらしい。先日、取材の申込みでご自宅を訪問したときは、「(菊作りは)今年が最後になるかもしれない」と、おっしゃったので気になった。

失礼ながら年齢をお尋ねすると、83歳だと聞かされて驚いた。70歳くらいにしか見えなかったので、「若いですね」と言うと、「菊を作っている人は、みんな若いよ。気が若いんだ」と、目を細められた。

この日、会場で話を伺って、最後に「来年も続けますか?」と尋ねると、「たぶん、やめられないだろう」と、答えてくれた。

松坂さんは現在、「江東菊花会」で会計を担当している。ある会員の方は、松坂さんは名人だと話してくれた。松坂さんは50年前、戸越の菊名人に苗をもらって菊の世界に足を踏み入れたが、今は自身が名人と呼ばれるようになっている。【了】

【写真】東京都江東区の亀戸天神社で開催されている菊祭りに、一年がかりで育てた菊を出展している松坂雅生さん。写真の黄色い菊は松坂さんが育てた菊で、「国華吉兆」と、「精興右近」という名前だそうだ。(撮影:葦乃原光晴、10月25日)

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2009年10月26日

菊のスカイツリー、亀戸に出現。=東京・江東区

090920【PJニュース 2009年10月26日】東京都江東区の亀戸天神社に菊のスカイツリーが現れた。これは、10月25日(日)から始まった亀戸天神社の菊祭りを盛り上げるために飾られている。

境内では他に、菊人形、千輪作り、競技用などたくさんの菊花が飾られ、七五三でお参りに来た親子連れが菊花を背景にして記念撮影をしていた。

競技用菊花はトラックで運ばれてきて、江東菊花会の皆さんが色とりどりの見事な大菊を、厚物、厚走り、管物に分けて並べていた。また、今年の競技花は「太平の銀月」という白い菊で、これは別に飾られていた。亀戸天神社の菊祭りは11月22日(日)まで開催される。【了】

【写真】東京都江東区の亀戸天神社で飾られている菊のスカイツリー。今はまだ菊の花が蕾だが、開花したらきれいなスカイツリーになるだろう。(撮影:葦乃原光晴、10月25日)

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2009年10月20日

新調の角材で角乗=東京・江東区

091018-6029【PJニュース 2009年10月19日】10月18日(日)午前11時から、東京都江東区の木場公園内で、東京都指定無形民俗文化財の「木場の角乗」が披露された。これは、第27回江東区民まつりの民俗芸能大会の中での催しで、年一回披露されている。

「木場の角乗」は、江戸時代に川並と呼ばれる木場の木材業者が、水に浮かべた材木を乗りこなして筏に組む仕事の余技から生まれた。角乗は角材を用いるので丸太乗りより技術が必要だが、今年はその角材を新調したため、より難しくなったそうだ。

木場角乗保存会の皆さんが、地乗り、相乗り、から傘乗り、駒下駄乗り、梯子乗り、戻り駕籠(かご)乗り、三宝乗りなど、見事な演技を披露して、会場を取り囲んだ多くの観客が歓声と拍手を送っていた。【了】

【写真】10月18日(日)、東京都江東区の木場公園内で行われた「木場の角乗」の様子。写真は、最も難しいとされる三宝乗りの一場面。今年は角乗に用いる角材を新調したため、難易度がより高くなったようだ。(撮影:葦乃原光晴、10月18日)

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2009年10月10日

PJは消費者庁の取材ができるのか?

IMG_5999-2【PJニュース 2009年10月6日】スーパーで野菜を買う。日々の生活ではあたりまえのこと。景気が悪くて収入が減っているので、少しでも良い品物を安く買いたい。しかし昨今は、安全性に問題はないか、産地偽装ではないかなどと気にかかる。

岡田克也外相は9月29日の記者会見を、記者クラブ加盟社以外のメディアにも開放した。しかし、福島瑞穂消費者・少子化相の記者会見については、今のところ記者クラブ加盟社以外のメディアに開放するという話は聞かない。消費者は、生活に直結する情報はできるだけ早く正確に知りたい。そこで記者は、消費者庁の記者クラブについて調べてみた。

まず、消費者庁の広報室に電話した。PJはフリージャーナリストという位置付けだが、記者個人ではなく、PJニュースとして記者クラブに入れないかという質問にした。広報室の女性は記者クラブの幹事社名・担当者名を教えてくれた。また、消費者庁長官の会見が無いことと、大臣の会見なら内閣記者会に照会して欲しいと教えてくれた。

そこで記者は、消費者庁の記者クラブの幹事社に電話して概略を尋ねた後、FAXで以下の質問をした。

<質問1>消費者庁の記者クラブの正式名称を教えて下さい。現在、仮称であれば仮称である旨と、その仮称を教えて下さい。

<質問2>消費者庁の記者クラブは、21社が加盟して発足する見込みのようですが、その21社のお名前を教えて下さい。

<質問3>PJニュースが消費者庁の記者クラブに加盟しようとすれば、どのような条件や手続きが必要でしょうか。加入申請の手続きについて教えて下さい。

<質問4>消費者庁の広報に尋ねたところ、「長官の会見はありません。」とのことでした。では、こちらの記者クラブはどのような位置付けになるのでしょうか。

数日後、以下の回答を得た。

<質問1>「消費者問題研究会」(仮称)です。今後、総会を経て正式名称とする予定です。

<質問2>共同、時事、朝日、毎日、読売、日経、産経、東京(中日)、北海道、西日本、京都、中国、ジャパンタイムズ、NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京、ニッポン放送、文化放送(内閣記者会所属の19社で、仮の形でスタートしました。ニッポン放送と文化放送は後に加わりました)

<質問3>仮の規約では「入会は、加盟社2社以上の推薦を必要とし、総会で3分の2以上の承認を必要とする」としております。後に加わったラジオ局2社は、この手続きを経て加盟しました。仮規約は今後、総会を経て正式な規約とする予定です。

<質問4>「消費者問題研究会」では、長官の会見中止は「情報公開から逆行している」と指摘し、それに代わる取材機会を確保するよう福島大臣に要請書を提出しており、現在交渉中です。

消費者庁自体ができて間もないので、記者クラブもまだ仮の形とのことだった。また、幹事社は持ち回りのようで10月1日に、10月1日から幹事社が交代した旨の連絡を受けた。

果たしてPJニュースは「消費者問題研究会」に加盟できるのか。あるいは、記者がフリージャーナリストとして福島瑞穂消費者・少子化相の記者会見に出席できる道はあるのか。記者はこれから、「消費者問題研究会」の幹事社に取材することにした。【つづく】

【写真】記者が業務用スーパーで買った野菜類。中国産椎茸スライス198円、北海道産昆布278円、なす100円、大根89円、にんじん100円、なめこ2袋100円、ピーマン7個100円、しめて965円。(撮影:葦乃原光晴、10月4日)

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2009年10月04日

新宿・百人町のど真ん中で火縄銃発射!大きな破裂音と煙たちこめる

IMG_5981【PJニュース 2009年9月30日】9月27日(日)午前9時30分過ぎ、東京都新宿区百人町の皆中稲荷神社(かいちゅういなりじんじゃ)で火縄銃が発射された。大きな破裂音と共に煙が立ち込め、辺りに火薬のにおいが充満した。境内にいた人々の間でどよめきが起こった。これは、2年に一度行われる「鉄炮組百人隊(てっぽうぐみひゃくにんたい)」の出陣式で、火縄銃の模範試射が行われたのだ。

甲冑(かっちゅう)に身を包み、火縄銃を抱えた「鉄炮組百人隊」は皆中稲荷神社を出て、関東ITソフト健保会館前、西地区御神酒所前、長光寺境内などで火縄銃を発射し雄たけびを上げた。特に西戸山野球場で行われた合戦演技発射は「立ち放ち」「腰放ち」「膝台放ち」など3種類の撃ち方を、迫力ある一斉や連射で実施し、何重にも取り囲んだ大勢の観衆から拍手と歓声が沸き上がった。その模様を動画PJ PodTVで。(関連情報をクリックして下さい。)

「鉄炮組百人隊」の出陣は、皆中稲荷神社の例大祭で2年に一回行われる。明治維新以降一旦廃止されていたが、昭和36年に復興し今年で25回目になる。

「鉄炮組百人隊」は江戸時代に江戸の西側を守っていた武士たちで、百人町の町名の由来も、この地に「鉄炮組百人隊」が住んでいたことから名づけられた。

また、皆中稲荷神社は、鉄炮組のある隊士が稲荷の霊夢により百発百中の腕前に上達したことから、鉄炮組から信仰された。皆中は「みなあたる」の意味があり、現在でも宝くじや競馬必勝祈願の神社として有名だそうだ。【了】

【写真】9月27日(日)、東京都新宿区で行われた「鉄炮組百人隊(てっぽうぐみひゃくにんたい)」出陣の様子。百人町界隈の7箇所で火縄銃の模範試射が行なわれたが、写真は長光寺境内で行われた発射の様子。(撮影:葦乃原光晴、9月27日)

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2009年09月28日

新宿・百人町のど真ん中で火縄銃発射!大きな破裂音と煙たちこめる

IMG_5981【PJニュース 2009年9月28日】9月27日(日)午前9時30分過ぎ、東京都新宿区百人町の皆中稲荷神社(かいちゅういなりじんじゃ)で火縄銃が発射された。大きな破裂音と共に煙が立ち込め、辺りに火薬のにおいが充満した。境内にいた人々の間でどよめきが起こった。これは、2年に一度行われる「鉄炮組百人隊(てっぽうぐみひゃくにんたい)」の出陣式で、火縄銃の模範試射が行われたのだ。

甲冑(かっちゅう)に身を包み、火縄銃を抱えた「鉄炮組百人隊」は皆中稲荷神社を出て、関東ITソフト健保会館前、西地区御神酒所前、長光寺境内などで火縄銃を発射し雄たけびを上げた。特に西戸山野球場で行われた合戦演技発射は「立ち放ち」「腰放ち」「膝台放ち」など3種類の撃ち方を、迫力ある一斉や連射で実施し、何重にも取り囲んだ大勢の観衆から拍手と歓声が沸き上がった。

「鉄炮組百人隊」の出陣は、皆中稲荷神社の例大祭で2年に一回行われる。明治維新以降一旦廃止されていたが、昭和36年に復興し今年で25回目になる。

「鉄炮組百人隊」は江戸時代に江戸の西側を守っていた武士たちで、百人町の町名の由来も、この地に「鉄炮組百人隊」が住んでいたことから名づけられた。

また、皆中稲荷神社は、鉄炮組のある隊士が稲荷の霊夢により百発百中の腕前に上達したことから、鉄炮組から信仰された。皆中は「みなあたる」の意味があり、現在でも宝くじや競馬必勝祈願の神社として有名だそうだ。【了】

【写真】9月27日(日)、東京都新宿区で行われた「鉄炮組百人隊(てっぽうぐみひゃくにんたい)」出陣の様子。百人町界隈の7箇所で火縄銃の模範試射が行なわれたが、写真は長光寺境内で行われた発射の様子。(撮影:葦乃原光晴、9月27日)

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2009年09月22日

ヒガンバナも咲く、葛西臨海公園。=東京・江戸川区

090920 008
【PJニュース 2009年9月22日】今、東京の葛西臨海公園(江戸川区臨海町6丁目)でヒガンバナが咲いている。9月20日(日)に行ってみたが、きれいだなと感じる場所が3箇所あった。

公園サービスセンターの前、鳥類園のウォッチングセンターの脇と観察窓付近、バーベキュー広場付近の3箇所だ。一箇所に大量に咲いているのではない。散歩しながら眺めるのにちょうどいいという感じで植えられている。

20日は連休の日曜日とあって、公園内は家族連れやカップルなどの大勢の人で賑わっていた。ただし、葛西臨海公園は楽しい場所がそこかしこにあるので、ヒガンバナだけを目当てに来園した人は少なかっただろう。

葛西臨海公園では、10月10日(土)から12日(月・祝)の三日間、「秋のコスモスフェスティバルin葛西」が開催されるが、展望広場の花壇ではすでに黄花コスモスが見事に咲いている。今なら、ヒガンバナとコスモスの両方が楽しめます。【了】

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2009年09月17日

各省事務次官の記者会見も不要=民主党・岡田幹事長

【PJニュース2009年9月15日】民主党の岡田克也幹事長は、9月11日(金)午後行われた定例記者会見で、事務次官会見に関する質問に対して以下のように回答した。

質問は、「事務次官会見について、民主党内の一部には政治主導の観点から廃止すべきとの声もあるようだが、国民の知る権利を損なうことにならないか」というものだった。

岡田幹事長は「事務次官の記者会見は、事務次官会議が無くなることに伴って必要ないのではないかということになっております。それに代わるものとして、大臣や副大臣や政務官が対外的にはしっかり説明してゆくということです。イギリスなどでも、官僚の記者会見は認められていない訳で、(事務次官の記者会見が無くなることによって)国民の知る権利が損なわれることにはならないと思います。」との考えを示した。

また、「本来、事務次官と大臣は同じことを言うはずですから、大臣がきちんと会見されれば、それで本来であれば十分なはずだと思います」とも回答した。【了】

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2009年09月15日

イチロー選手は希望の光。

【PJニュース 2009年9月15日】大リーグのイチロー選手が、また大記録を打ち立てた。9月13日、大リーグ史上初の「9年連続200本安打」を達成した。

イチロー選手は、たゆまぬ努力と、常に前進する向上心と、逆境をもバネにして成長する強靱(きょうじん)さを持っている。それが、大好きな野球において発揮されて、数々の世界記録を塗り替えている。

自分の好きなことをして、次々に高い目標に打ち勝っていく。今回、テレビのニュースで放映された彼のインタビューの中で、私の印象に残った言葉がある。

「ヒット200本を打つためには、それまで199本の積み重ねがあって達成できる」

また、プレッシャーから開放されるときの開放のされ方について、「達成して開放される場合と、達成できなくて開放される場合があるが、達成して開放される場合は気持ちがいい」という言葉があった。

好きなことを仕事にできる人は幸せな人だ。そして、その仕事で成功できる人はさらに幸せな人で、その成功の度合いが世界一で、世界中の人々から称賛を受けられる人は、世界一幸せな人になる。

前出の「ヒット200本を打つためには‥‥」の言葉は、そのまま「大きな成功を勝ち取るためには‥‥」と、置き換えても当てはまる。「大きな成功を勝ち取るためには、それまでのたくさんある小さな目標を達成して積み重ねた先に得られることだ」ということ。

世の中の大半の人は、何かしら頑張っている。努力している。しかしそこに、成功する人としない人が生まれるのは、本人の能力差だけではない。

目標に向かって努力しても、努力の途中で時間切れになって、そこで小さな目標の達成が不可能になってしまう。小さな目標の達成が続けば自信につながるが、逆に、失敗が続けば嫌になってしまう。

生まれたばかりの赤子は、自分に何ができるのか分からない。すばらしい才能の「種」を持っていても、種が育つ畑や水や日光がなくては育たない。生まれたばかりの赤子は、自分が何の「種」かも分からない。周りの大人も、赤子が何の「種」なのか分からない。合わない畑にまいてみたり、水をやったりやらなかったり、日光の当て方が不適切であったりすると、どんなに優れた種でも育たない。

もったいないことに、世の中では優れた種を腐らせたり、花や実が付かないようにしてしまったりしているケースが、ものすごく多い。イチロー選手は、極めて優れた種を持って生まれ、畑も、水も、日光も、すべてが良い環境の中で育つことができた幸せな人だ。また、そういう環境に自分を置くためには、どういう動きをすればいいかという、周りを動かすセンスも持っていたに違いない。

イチロー選手は野球の世界で百年に一度出てくるかどうかの逸材である。種と育つ環境が百年に一度の完璧さで形になった。

ごくありふれた「普通の人」から見れば、イチロー選手は眩(まばゆ)いばかりだ。しかし、彼の行動や言葉の中に、「普通の人」が少しでも光を放つためにどうすればいいのか、参考になる点を見つけることができる。

たゆまぬ努力と、常に前進する向上心と、逆境をもバネにして成長する強靭さを少しでも自分のものにできれば、今より少しずつ光り出すことができるに違いない。

イチロー選手は自分が光り輝くことにより、多くの人々に希望の光を与えている。イチロー選手に心から「おめでとう」と言いたい。そして、「希望の光をありがとう」と言いたい。【了】

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